Jul 18, 2011

気になる看板を見つけた

引越しをきて半年。いよいよ日常生活にもリズムを整えております。散歩をしていると思われる看板がよく見えるようになりました。フケ歯科とか、とても一般的だが、フケって大丈夫なのかと思われる。口を大きく開いていれば、落ちているようだ。看板の作成を変えれば、大分と印象が変わると思いますが。
商店街の看板をよく見ると、本当に面白いことが見えてくるものです。それぞれのアイデアを出し合い、一つのものを作るというのは微笑ましい光景でもあります。看板の魅力をもう一度考えてみましょう。宣伝のツールと​​して、昔ながらのシンプルな方法ですね。これからも長い時間をかけて持続させてください。
 東日本大震災は、証券・金融市場にも様々な影響を及ぼしている。震災の影響を踏まえて、今後の証券・金融市場の見通しを専門家に聞いた。

 ニッセイ基礎研究所経済調査部長の櫨(はじ)浩一氏は、「1ドル=6元台の人民元は、1ドル=3ドル台になってもおかしくない」という。「中国は、国内の輸出産業に配慮する必要があるので急激な元高は容認しないだろうが、人民元を国際的に流通する通貨にしたいという思いもあるため、国内に配慮しながらも緩やかに元高を進めるだろう」として、日本円から見ても人民元高になっていくと見通している。

――人民元の現在の水準について

 アメリカを始めとした先進主要国が考えているのは、国際収支が均衡するような水準にしてほしいということ。中国の貿易収支は大幅な黒字。この貿易収支を均衡させるためには、少なくとも人民元は、米ドルに対して30?40%程度は安すぎるといえる。人民元の水準を切り上げてほしいという声は、アメリカだけではなく、ヨーロッパや日本の声でもある。

――円ドルの関係は、360円から90円に4倍になったが? 人民元の切り上げは30%程度なのか?

 日本でも、1ドル=360円から切り上げがスタートした時に、300円になったらとてもやっていけないといわれた。240円頃にプラザ合意があった頃には、100円では日本経済は崩壊すると危惧された。ところが、現在80円になっても、なんとかやっていっている。適正なレートは、どんどん上にあがっていく。

 たとえば人民元が高くなると、輸入物価が低下する。部品の組み立て工場では、その部品が安く入手できる。その結果、輸出品の値段を下げられるので、通貨の上昇が競争力の強化につながり、もっと値段が下げられるということになる。現段階では、30?40%切り上げが人民元の適正なレートといわれているが、最終的には相当上昇するとみている。1ドル=6元台が、1ドル=3元台になってもおかしくない。

――そうなっても、中国の経済は大丈夫なのか?

 それは、元高のスピードの問題だ。中国政府の国内に対する調整力にかかってくる。中国は現在、国内の消費が弱い。日本の場合には、高度成長期の間に消費が強くて、景気がよいと貿易収支が赤字になってきた。国際収支が赤字になって360円を維持できなくなるので成長を減速しなければならないという考え方だった。一般には高成長する国の国際収支は赤字になりやすいという側面がある。中国は、そういう常識を裏切って、高成長するが、黒字がどんどん増えていってしまうという状況にある。

 これは、中国において個人消費が、経済成長に見合って増えていかないという不均衡がある。十数年前と比較すると、GDPに占める消費の割合が50%程度から30%程度にまで下がってしまっている。そういう意味では、輸出が伸びなくなると、中国経済への影響が大きくでてしまう。それは、かつての日本より影響が大きい。中国は経済構造を改革し、輸出依存の体質から内需拡大を進める必要がある。

 中国政府、中央銀行の中でも、もう少し元を切り上げた方がよいという意見もある。最近、中国の物価が上がってきているので、物価上昇を抑える上で、人民元を高くして輸入品の値段を安くしたほうが良いという声も出てきている。一方で、輸出産業は元安の方がありがたいので、両方からのせめぎあいが続いている。

――元高のスピード感は?

 2005年に人民元高を始めた時は、当初は年率3%で始めて、徐々に加速していった。ところが、リーマンショックが起こる直前に切り上げを止めてしまった。これを昨年の6月に再開した。現在は年率3%程度の緩やかな元高調整を進めているようだ。周辺国は年率5%程度のスピードに戻してほしいと考えている。

 ただし、毎日のように少しずつ切り上げると、外国から資本が流入しやすい。中国は、海外から資本が流れ込んでインフレを加速することは困るという側面もあるので、それをストップするためには、どこかで一気に切り上げてしばらくはレートが動かないということをした方が良いところもある。

 また、人民元を緩やかに切り上げるためには政府がドルの買い支えをやらなければならないので、どんどん外貨準備高が膨らんでいる。今、2兆5000億ドル近い準備高を持っているが、これも中国には困った話。ただ、中国としては輸出産業など国内的に元高抵抗が強いので、一気に切り上げることはないと思う。

――人民元の国際流通は加速するのか?

 胡錦濤国家主席は、「米ドルの基軸通貨体制は過去の遺物だ」と言っている。これは、人民元も国際通貨の中に入っていこうという姿勢の表れだと思う。たとえば、IMF(国際通貨基金)のSDR通貨バスケットに人民元を入れるためには、貿易、国際金融の取引、外貨準備に人民元が使われていることが重要になる。そのためには、中国が人民元を海外で流通させる必要がある。中国も徐々に人民元建ての貿易取引を増やそうとしている。世界各国は、2015年にはSDRを決める通貨バスケットに人民元を入れる必要があると思っているのではないか。

 ただし、国際的な人民元の流通を進めると、中国政府のコントロールが効かなくなり人民元高が急速に進む可能性がある。人民元の地位を高くしたいものの、人民元高を急激には進めたくないというジレンマがあると思う。
 
――日本円と人民元の関係は?

 人民元は、米ドルとの間では切りあがっているが、円と米ドルとの間で円高が進んでいるので、人民元と円とはそれほど動きがない。むしろ、人民元が安くなっているところがある。本来あるべきは、人民元は円に対しても切り上がらないといけない。

 中期的には、米ドルは基軸通貨の地位を失っていくと考えられる。アメリカにとってもドル安によって経常収支の赤字が減るというメリットがある。米ドルは中期的に下落する傾向がある。長い間には、人民元はドルに対して大幅に切りあがって、円に対しても強くなっていくと考えている。(編集担当:風間浩)

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