Jul 13, 2009
思い立ったら国内旅行
海外旅行も魅力的だが、国内旅行にも新しい発見があったり良いです。近くには、思い立ったらすぐに行くことができます。交通手段も車でドライブも良く、電車でのんびりしたり、新幹線や飛行機とオプションがあります。人気の観光スポットはもちろん、楽しみしてまたしても宿泊施設や宿泊施設の人と顔なじみになることもあります。国内旅行も素敵なんです。卒業旅行を聞いて、私はもう縁がない年齢になりましたが、お勧めスポットです。ここでは、大学卒業時の話ですが、卒業旅行くらいにしないといけないような場所に行くのがおすすめです。してはいけないのは、時間がたくさんと行くことができない場所です。就職後も、お金さえあれば行くゴトマンウン避けていいですね。
ドイツに降り立った才能
まだ喜ぶには、早過ぎるかもしれない。それでも、やはり喜ばしいことだろう。新天地のドイツで先週、初めてフル出場した試合の相手は、かのバルセロナだった。宇佐美貴史のプレーには、スペインのメディアも高い評価を与えた。本人のコメントからも手応えと安どの様子が伝わってきた。クラブも喜んでいることだろう。日本の才能を手に入れたバイエルン・ミュンヘンと、「貸し出している」ガンバ大阪も。
1年ほど前、同じくドイツに1人の日本人MFが降り立った。まだワールドカップでの躍進の熱が覚めやらぬ日本で、南アフリカにサポートメンバーとして帯同した若者の見送りは静かなものだった。移籍先はビッグクラブにもかかわらず、扱いは小さかったと言っていい。小柄な21歳はしかし、のちにその移籍金が「まるでチップのようなものだった」と言われるまでの活躍を見せる。2010−11シーズン、ドルトムントの優勝に大きく貢献した香川真司だが、セレッソ大阪が受け取った金額(しかも育成補償費だったと言われる)は、たったの35万ユーロ(約4000万円。金額は推定で、主に現在のレートで計算。以下同)だったとされている。
シーズン後半戦を負傷で棒に振りながら、ドイツでの初シーズンに8得点。リーグ前半戦のMVPにも選出された。その活躍には、イングランドの超名門も関心を寄せたと報じられた。もしもあのままの活躍を続けて、本当にマンチェスター・ユナイテッドに移る日が来るとしたら、移籍金は欧州へ渡った際の何倍にまで跳ね上がるのだろうか。
一部では、ドルトムントが2000万ポンド(約25億円)程度に違約金を設定したとの報道もあった。マン・Uがパク・チソンを獲得した際の移籍金は、600万ユーロ(6億7000万円)だったとされている。もしも新シーズン、香川がパク・チソンのようにチャンピオンズリーグで活躍してステップアップすることにでもなれば、円換算で億単位のビジネスとなることだけは間違いない。さらに夢を見るならば、このビッグビジネスにC大阪が加わることも可能だったはずだ。
さまざまな可能性
今夏も欧州の移籍市場はにぎやかだが、契約にはさまざまなオプションがついている。活躍に応じて上乗せされた移籍金が後払いされるのはポピュラーな条件だ。ビッグクラブへステップアップした際に、その移籍金の一部が入るように求める契約もある。
日本から欧州へ渡り、すぐさまのステップアップを果たした選手と言えば、中田英寿氏が思い浮かぶ。ペルージャは4億円超で手に入れたMFを、18億円でローマに売却したと言われている。だが日本で彼の移籍金が大きく見出しを飾ったのは、日本を離れたときだけだ。
この夏も、すでに数名の日本人選手がヨーロッパへ向かった。その動きを報じる記事の中で、以前と少し違うものがあった。伊野波雅彦は鹿島から20万ユーロ(約2300万円)でハイデュク・スプリトへ移るが、他クラブへステップアップした際にはハイデュクが受け取る移籍金の一部が鹿島に入るという。
単にこれまで報じられなかっただけかもしれないが、クラブはこうした「商売」を上手にするべきではないだろうか。「メイド・イン・ジャパン」が秘めた可能性は、これまでに実証されている。安価でありながら、高性能。移籍金の安さも魅力の一部としつつ、相手が鼻で笑う夢物語のような付帯条項なら、盛り込んでおいても損はない。
リーグ全体を活性化する金
金が回れば、リーグ全体の活性化にもつながる。2007年に阿部勇樹がジェフ千葉から浦和レッズに移った際の移籍金は、3億円を超えたと言われている。この獲得には反発の声もあったが、結局この移籍金がきっかけとなり、玉突きのように国内市場が活性化した。さらに浦和のゲーム内容にも不満は聞かれたが、浦和は国内のみならずアジア制覇という結果で応じてみせた。その余韻が残る翌年に、G大阪もAFCチャンピオンズリーグを制したが、以降Jクラブは同大会のベスト4を超えていない。
不況で厳しい経済状況が続く現在、Jクラブ、リーグにとっても欧州の巨大な市場から入る巨額は、現状を打開する策となり得る。自分たちがつくり上げた、世界につながる土壌を有効活用しなければ、損失とさえ言える。
手に入れた移籍金を、すぐ新戦力獲得に注ぎ込む訳にはいかないのかもしれない。だが、「良いものを作れば売れる」とは限らない世の中で、サッカーはピッチ上の魅力が売り上げに直結する稀有な存在だ。
宇佐美はしっかりと、完全移籍を勝ち取れるのか。150万ユーロ(約1億6700万円)と言われる移籍金は、額面どおりのものなのか。宇佐美の移籍金は、新シーズンのJリーグにいかに動かすか。今後の移籍の動きに、一石を投じることになるのか。
シーズン終了後、宇佐美が十分な働きを見せてビッグイヤーを掲げたなら、彼の市場価格はいくらになっているだろうか。G大阪は笑うのか、歯がみするのか。
「銭はグラウンドに落ちている」と話したのはプロ野球の監督だったが、夢を売るのはサッカーも変わらない。選手にもクラブにも、さらなる勝負のしがいがある方策が、きっと目の前に転がっている。
文/杉山 孝
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