Jan 20, 2009
レーザー脱毛してみたい
自分は男だが、レーザー脱毛はどういうことか考えていきたいと考えている。最近では男性エステというものがあるために行くこと自体は不思議なことはないかもしれないが、いざ自分がレーザー脱毛していることを考えると、なんだか気持ち悪いです。そんなことを考えている人もいるのではないだろうか。永久脱毛といえば、本当に年齢ではないかと、そんなことはない。きちんと時間が経てば私来る。何度もしているといいかというと、それでも無理です。定期的に作業をしていれば永久脱毛になるかもしれないが、一度や二度永久脱毛に行ったということで、私は来ていないわけではない。そこをきちんと理解しよう。
週刊ファミ通のニュースページ“エクスプレス”で毎週掲載中のゲームに関連した著名人へのインタビューコーナー“Face”。誌面スペースの都合などからカットした部分を網羅した完全版をファミ通.comでお届け。今回のゲストは、天久聖一さんです。
<今週のお題>
『キュービック ニンジャ』
ニンテンドー3DS
AQインタラクティブ 2011年4月7日発売 3990円[税込]
仕掛けが満載の無重力空間を舞台に、ニンテンドー3DSのモーションセンサーを利用して操作するパズルゲーム。ニンテンドー3DS本体を振ったり傾けたりして、主人公の箱型忍者“CC”をゴールに導けばクリアーとなる。ニンテンドー3DSの裸眼3D立体視に対応するモードもあり、奥ゆきのある空間を、縦横無尽に駆け回ることが可能だ。
●ゲームは1日1時間!
ニンテンドー3DSを傾けて主人公を操作する新感覚のアクションゲーム、それが『キュービック ニンジャ』だ。同作の公式サイトで、人気ギャグマンガユニット“バカドリル”とコラボした企画“キュービック ニンジャの間違った遊び方”が展開されている。今回のゲストは、バカドリルでおもにネタ出しを担当している天久聖一さん。コラボのきっかけから、ギャグに対する考えかたなどを聞いてみた。
――『キュービック ニンジャ』とバカドリルのコラボは、どういった経緯から生まれたのですか?
天久 うーん、ふつうにメーカーさんから発注されてだよね。「いつものバカドリルテイストでお願いします」って感じで。だけど広告だからネタはやや抑え目で、って依頼はあったかな。それで俺がネタを考えて、(タナカ)カツキさんにイラストを描いてもらって……まあ、ふつうの仕事だよね。
――とてもふつうの話ですね。
天久 そうだねえ……残念ながらゲーム関連のおもしろエピソードは出ないよ(笑)。じつは俺、最近ゲーム自体遊んでないんだ。
――『キュービック ニンジャ』はプレイされたんですよね?
天久 もちろん。打ち合わせのときに軽く触らせてもらったよ。
――遊んでみてどうでしたか?
天久 おもしろかった……って、これじゃあインタビューの受け答えとしてダメだな!(笑) なんて言うのかな、ああいった傾けて遊ぶゲームって昔からあるじゃん。オモチャとか、あとは最近だとスマートフォンでも。だから目新しさというのは正直とくに……。
――そこをなんとか、いい感じにコメントをお願いします。
天久 じゃあ、なんだろうな……あ、最初に思ったことなんだけど、このゲームってさっきも言った通り、本体を傾けて遊ぶパズルでしょ。だから「ニンテンドー3DSでそっちなの!? 3D立体視じゃないの!?」って驚きはしたね。だからある意味、数あるニンテンドー3DS用ソフトの中でも、キラリと輝くものがある作品だと感じているよ。
――お手本のようなコメント、ありがとうございます。
天久 どういたしまして(笑)。
――“キュービック ニンジャの間違った遊び方”というテーマはどういった経緯で決まったのですか?
天久 このゲームって、作品自体はもちろんおもしろいんだけど、個人的には遊んでいる人を見るほうがおもしろかったのね。遊んでいるとどうしても体ごと傾いちゃうから。そのプレイヤーの姿をいろいろなシチュエーションに置き換えたらおもしろいんじゃないかな、と思ったのがきっかけだね。
――ネタはどういった状況で考えるんですか?
天久 机の前で腕を組み、無表情で考えてるよ。だって仕事だから。
――バカドリルでの活動に限らず、『ドムーン』にしろ『バングラデシュ日本』にしても、天久さんの作品には1970〜80年代ごろの風俗が強く含まれていると感じるのですが、あれは意識的にやっているのですか?
天久 ギャグって、それを見る人とのあいだで何かしらの共通認識を設けなければ成り立たないと思うのね。その共通認識として、俺は児童マンガだったり学校の教科書っぽい雰囲気を選んでいるだけであって、当時の風俗だとかをとくに意識したことはないかな。自然とああいった雰囲気が出てるのかもしれないね。
――初めてバカドリルの書籍に触れたときの衝撃は、いまも忘れられないです。
天久 そう言ってもらえるとうれしいなあ。確かにアレを出した直後は、バカドリルのフォロワーみたいな本だったり広告が多かったよね。
――確かに、いろいろありましたね。
天久 あのさ、いまさらなんだけど当時出ていた“アレら”ってバカドリルのパクリだよね? ここはぜひ強く書いてほしいんだけど、(親指と人差し指で輪っかを作って)まだ貰ってないよ!
――了解いたしました。ところで、そもそもバカドリルはどうやって誕生したのでしょうか?
天久 当時は吉田戦車さんの不条理4コマが出たころで、マンガの文法が解体しきったところがあったのね。だから、コマ割りのマンガという文法すらも取っ払っちゃって、ギャグだけを並べるという手法があってもいいんじゃないか? って考えたんだよ。それで、教科書の挿し絵や有名なアニメなど、誰でも知っている雰囲気のイラストをパロディーにして、図鑑のようにしてみたのがそもそもの始まり。そういう意味でバカドリルはマンガの発展形なんだけど、なぜかそうは認知されてないんだよなあ(笑)。どちらか言うとサブカル本みたいな……。
――確かに天久さんの書籍は、本屋でサブカルチャーの棚に置いてあることが多いです。
天久 だけど、当時はサブカルチャーって言葉自体はそれほど認知されていなかったじゃん。だから、バカドリルはサブカル本の走りでもあるんじゃないかな。あと、改めて考えてみるとバカドリルとゲームって似てるよね。ゲームはデジタルな素材の組み合わせでしょ? 遊ぶときはそれを感じないけど、実際はキャラクターの絵だったり音楽といったコンテンツを集積して、それをパターンにして流している。バカドリルもまさにそうで、単体では成り立たないことを、一定のパターンに並べてみるとギャグになってしまう感じ。
――確かにバカドリルの中には、1個だけ抜き出しても正直それほどおもしろくはないけど、それがズラーっと並ぶと爆笑になるギャグといったものがあると思います。“体重計の乗りかた”とか、“歯磨き粉の乗せかた”とか。音楽で言うとミニマルテクノみたいな……。
天久 そう、それなんだよ! いま言ったみたいにミニマルにやろうと思うこともあれば、ループにしてみたり、ときにはダブっぽく無茶苦茶にしてみたりとか……テクノの影響はけっこうあるね。
――では聞きたいのですが、天久さんが考える理想のギャグってなんでしょうか?
天久 ずいぶんボンヤリとした質問が来たねー。まあ、絶対的なギャグというのは存在しないだろうね。笑いというのは相対的なものだから、万人ウケするギャグなんてありえないよ。たとえば、いまネット上で展開されているギャグってたくさんあるじゃん。あれらの中にはバカドリルにも通じる妄想系のネタがあったりして、おもしろいことはおもしろいんだけど……どこか閉じている感じがする。一部のコミュニティー内だけで通用するギャグや、とりあえずこれを言っておけばおもしろい、みたいなギャグが目立つでしょ。俺は『週刊SPA!』で“バカはサイレンで泣く”って言う読者投稿コーナーをやっているんだけど、最近はそういうネタが多くなってきちゃった。昔はアウトローっぽいノリでちょっと頭のおかしいネタが多かったんだけど、いまはお笑いブームを経てみんな攻略しちゃってるんだよね。
――Web上での大喜利など、一般人がギャグを披露する場が増えたことも、ギャグの攻略化に拍車をかけていると思います。
天久 そうだね。もちろんネット上のお笑いをすべて否定するつもりはないんだけど、笑いの目的を「仲間意識を強めよう!」という部分に置いてしまっている感はあると思う。もっと、別の価値観を持った人とのコミュニケーションにギャグを使ったほうがいいんじゃないのか……って、なんか真面目なこと言っちゃったよ。
――いえ、とても勉強になりました。では、話をゲームに戻します。最近ゲームを遊んでいないとのことですが、以前は遊んでいたんですよね。その中でとくに印象に残っているゲームは何でしょうか?
天久 『ソンソン』。
――カプコンのアーケードゲームですね。
天久 高校のころ学校をサボってよく喫茶店で遊んでたんだよね。テーブル型の筐体にコインを詰んでさ、あのころがいちばんゲームにハマってたかな。あとは、デパートの屋上にある寂れた感じのゲームコーナーも好きだったね。
――最近のリアルなグラフィックのゲームはどうですか?
天久 遊んではみるんだけどさ、正直動かしかたがわかんないだよね。ポリゴンのゲームとか遊ぶと目もまわっちゃうし、やっぱゲームは2Dスクロールのやつがいいかな。
――なるほど。ところで、天久さんと言えばマンガ家に始まり映像作家、小説家、さらには『味写』で写真評論家としても活躍されていますが……。
天久 はぁ、そうですな!
――とにかく幅広い分野で活躍していますが、もしゲームをディレクションするとしたらどんなゲームを作ってみたいですか?
天久 恋愛ゲームだろうね。相手はかわいいガールフレンドじゃなくて……言っちゃえばブス。
――天久さんはブスが本当に好きですよね。『ドムーン』でも“ブス占い”という短編を描かれていました。
天久 そうだねえ、ブスはいいよ。
――ブスの魅力とは?
天久 いま世の中的にブスっていないことになっているでしょ。つまり、ブスって架空の生き物なわけだ。だから、それぞれが思い描くブスのビジュアルというのはまったく違う。その自由奔放さがブスの魅力だよね。
――ブスが相手の恋愛ゲームでは、どこにデートへ行くのでしょう?
天久 えーっと、海水浴場の仮設便所とか? あとは墓場、廃墟とか……そう考えてみると、付き合うって感じじゃないね。付きまとわれるから逃げる。
――ブスから逃げる『ソンソン』?
天久 もうそれでいいよ。
――じつにイヤなゲームですね。ちょっと、ゲームに関係ないことで個人的に聞きたいのですが、以前バカドリルで出された書籍『ブッチュくんオール百科』の続編は出ないのでしょうか。
天久 ああ、7月くらいに出るよ。続編と言うよりはリニューアルに近いんだけど、新作も収録しいるし、装丁も変えようかなと。
――それは楽しみです! 個人的に『ブッチュくん』はギャグ書籍の最高峰だと思っています!
天久 う、ううん……ありがとう。でもまあ、この本は妄想の集大成みたいなところはあると思う。実体がなくて、周辺の情報だけあるというのは俺も好きなギャグだし。こんな感じで架空のゲームの攻略本も出せたらいいかもね。
――それはぜひ実現してほしいです! では、最後にファンに向けてメッセージをお願いします!
天久 ゲームは1日1時間! 以上!
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